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日本土地建物 「(仮)沼袋2丁目計画」 遮音設備を施した音響住宅音楽を楽しめる空間を提供
2006.08.07 17:36
日本土地建物(東京都千代田区)は、東京都中野区二丁目に遮音設備を施した賃貸音響マンション「(仮)沼袋二丁目計画」を起工した。
同物件は西武新宿線「沼袋」駅徒歩8分に位置する。地上3階建て、スタジオタイプ(38㎡)15戸、メゾネットタイプ(53㎡)4戸の計19戸で、竣工は平成19年2月末を予定している。
同物件のコンセプトは、「自由に音楽を楽しめる空間を提供」。音楽へ拘りを持つ単身者、DINKS、また立地から新宿・四ツ谷周辺等に勤める音楽関係者・音大生、さらにはセカンドハウス需要などをターゲットにしている。
全住戸に「遮音ルーム」を配置し、グランドピアノ程の大きさの楽器も運搬できるような13人乗りエレベーターを設置して、ガラスブロックを使用した遮音ルームにして圧迫感を排除など、多様な生活スタイルに対応可能なように、自由度の高いプランを展開している。「建築コストは一般マンションより5%高い」(同社)とのことだが、賃料は1割増しを見込めるという。