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長谷工コーポレーション 隣接地を活用する方式の全国初建替プロジェクト 仮住まい不要のマンション建替
2006.07.24 17:19
長谷工コーポレーション(東京都港区)が推進してきた大阪府豊中市の旭ヶ丘第二住宅住宅公団・現独立行政法人都市再生機構が昭和43年に分譲、総戸数112戸)の建替工事が完成する。
同プロジェクトは、隣接地を活用した仮住まいの必要がない建替事業であり、従前権利者は隣地に建設する新マンション(物件名:ガーデンフラッツ豊中旭ヶ丘、総戸数208戸)の建設中、継続して従前建物に居住し、新マンションが竣工後、従前建物から移転・入居する。この方式によるマンション建替事業は、全国初の事例であり、同社は事業協力者として参画し、設計・施工を担当した。
なお、全208戸中従前権利者の買戻した住戸を除く、残り126戸は2005年10月に一般分譲し、完売している。