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日本土地建物 「日土地川崎ビル」が竣工 サンルートホテルズ等入居 開発型証券化手法で複合商業ビルを開発
2006.07.17 17:16
日本土地建物(東京都千代田区)がネオパス砂子特定目的会社(TMK)を通じて、神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目にて開発を進めていた複合商業ビル「日土地川崎ビル」が、7月14日に竣工した。
このプロジェクトは開発型証券化スキームを活用して開発されたもので、1332㎡の敷地に、地上14階地下1階、延床面積1万1465㎡のSRC・S造のビルを建築したもの。
キーテナントは、1階と5階~14階を使用するビジネスホテルのサンルートホテルズで、全278室を運営、8月1日に開業する予定だ。総面積約1000坪の1階~4階には、フィットネスクラブのティップネスが入居、同じく8月1日の開業を目指す。また、1階にはドトールコーヒーが店舗展開する「エクセシオールカフェ」も入居し、今月19日に開業する。
なお、「日本地川崎ビル」は、同社のポートフォリオ戦略に寄って既存の保有ビルを建替えるバリューアップ戦略の一環として事業化したものである。