週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.07.10 11:43

■日本ビルド上場を中止
　日本ビルド（群馬県前橋市）は、７月７日に予定していたジャスダック市場への上場を中止した。同社の仲介により不動産を賃借した顧客から訴訟の提起があり（訴状送達日：平成１８年７月３日）、内容を充分確認する必要があるため、投資家保護の観点から平成１８年７月４日開催の取締役会において中止することを決議した。今後は本件の状況を見ながら再度上場を目指すことになると見られる。

■アセット・ファイナンス貸金業登録
　アセット・マネジャーズ１００％子会社のアセット・ファイナンス（東京都千代田区）の貸金業登録および割賦購入あっせん業者登録が完了した。同社グループのメザニンファイナンス機能や小口金融機能等を担う会社として、アセット・マネジャーズ投資先の「キムラヤ」と連携したクレジットカード及びローンビジネスを中心に、各種商品販売に係る割賦あっせん金融ビジネス、各種担保ローンビジネス、ファクタリングビジネス等を展開する予定だ。

■マザーズＤＤ、住宅金融公庫の物件査定受託
　アイディーユーグループのマザーズＤＤ（東京都中央区）は平成１８年６月２３日、住宅金融公庫首都圏支店及び、北関東支店における不動産簡易鑑定書の作成に関する業務委託契約に関する競争入札において落札し、住宅金融公庫首都圏支店との契約を締結した。

■日神不動産、米国子会社が解散
　日神不動産（東京都新宿区）子会社のパリセーズオーランド（米フロリダ州）は、ゴルフ場「パリセーズカントリークラブ」の運営を行ってきたが、同ゴルフ場を売却し、解散することになった。損出額は数千万円以内になる見込み。

■台湾第１号のタイムズをオープン
　時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク２４（東京都品川区）は、台湾における第１号物件、「タイムズ東寧路（トンニンルー）」を７月１日にオープンした。台湾独自の取り組みとして「統一発票（台湾独自の宝くじ付き領収書）」に対応した精算機を導入している。