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「プロロジスパーク古河5」起工 プロロジス古河プロジェクト フェーズ2 5棟目のBTS型施設
2023.01.02 14:34
プロロジス(東京都千代田区)は茨城県古河市で、既存顧客専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク古河5」の起工式を行った。着工は2023年1月を予定している。
開発地は北利根工業団地に開発中の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地内。圏央道「五霞」ICおよび「境古河」ICから約10分。国道4号のバイパスとして整備されている新4号国道にも約3分。
建物は、敷地面積約3万2000㎡、延床面積約5万㎡、PC造地上4階建ての専用(BTS型)物流施設として開発される。免震構造を採用する計画で、入居企業の事業継続性に寄与する。
2階へのスロープを設け、45ftコンテナセミトレーラーが直接アクセス可能な計画とする。トラックバースは1~2階あわせて約50台分、トラック待機場は約40台分を整備し、そのほか敷地内に乗用車駐車場約120台を整備する計画。
さらに、環境負荷低減の一環として屋根面には自家消費型太陽光パネルを設置し、余剰電力が生じた場合は「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」各施設への電力供給、および他の施設への自己託送によるグリーン電力供給の実施を検討している。また、LED照明ならびにセンサー付きLED照明の採用に加えて、施設の消費電力や水の使用量をリアルタイムでモニタリングできる「プロロジススマートボックス」を導入予定。同システムは、気温・湿度・雨量・風速・地震などの気象・環境データも取得可能で、データの活用・分析により、施設運営をサポートする。
これらの取り組みにより、同施設は、CASBEE Aランク、およびBELSの最高位5スターを取得予定であるとともに、ZEB認証を取得予定。