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アールプロジェクト 南青山3丁目で複合ビル開発 アパレル・飲食店などを誘致 発展期待できる立地ポテンシャル持つ

2006.07.03 17:34

 不動産再生・開発を手掛けるアールプロジェクト(東京都千代田区)は、港区南青山3-5-6にて店舗・SOHO向けの複合ビルを建設している。
 296・90㎡の敷地に、地下1階、地上4階、延床面積774・46㎡のビルを計画しており、B1フロアを飲食店、1階アパレル、2~4階にはヘアサロンなどのソフト店舗および住居兼オフィスとして賃貸することを想定。敷地にはやや角度があるためB1は路面から視認可能だ。
 「ビルを建設している246の表参道交差点から南青山3丁目の間、南東に平行して走っている通り、ホテルフロラシオン青山の並びは、今後の発展が期待できます」(アセットマネジメント部 デベロップメントグループ プロジェクトマネジャー 甲斐 信武氏)
 現在の同通りはショップや飲食店の数はまばらだが、既に複数の引き合いが寄せられており、「手ごたえを感じている」(甲斐氏)という。店舗部分のテナントは7月中に最終決定して8月からテナント工事に入る予定。今年10月の竣工を目指す。
 なお、同プロジェクトは、ある不動産会社との共同投資で、同社が仕入れから企画・マネジメント、テナント誘致、売却業務までを手掛けることとなる。




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