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<不動産の新形態>ティーズグループ 収益力を最大化するPM事業開始 企画力活かし賃料倍増を実現 ビルオーナー向けのサービス
2006.05.01 10:18
ティーズグループ(東京都渋谷区)は、オフィスビルオーナー向けに、収益力向上をサポートするプロパティマネジメントサービスを開始した。
同社は、昨年1月、JR「渋谷」駅徒歩2分に位置する、9階建てのオフィスビル「T’BUSINESSTOWER」のマネジメントを受託。同ビルをレンタルオフィス、ホール、貸会議室等で構成される物件にバリューアップすることで、相場の倍以上となる坪4万8000円/月にまで収益を高めることに成功した実績を持つ。
「満室稼動で良しとせず、立地特性を把握し、収益の最大化を図るソフトを提供するのが、当社のマネジメントサービスとなります」(ティーズグループ代表取締役富田正直氏)
強みは企画・マーケティング能力。「T’BUSINESSTOWER」においても、8・9階のレンタルオフィスは、満室稼動中。また、貸会議室は9割以上の稼動を誇り、パソコンを常設したレンタルPCルームも高稼働を実現している。
「キャピタルゲインを狙うファンド・投資家に向けても、当社のマネジメントサービスを広めていきたいと考えています」(富田氏)