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三菱地所 MM21でオフィスビルを開発 1フロア800坪超確保2007年12月に竣工

2006.05.01 10:22

 三菱地所(東京都千代田区)は、みなとみらい21地区の33街区にてオフィスビルを着工する。
 「(仮称)MM33プロジェクト」として進められる計画では、地上16階、地下1階、延床面積5万2300㎡、高さ72mのビルが建設される。天井高2・8mを確保した1フロア800坪超の空間を確保。奥行き21m超のオフィスは効率的なレイアウトが可能だ。また計画では一部店舗も設けられる予定だ。
 同社では、ランドマークタワーやクイーンズスクエア横浜、MMタワーズなど、みなとみらい21地区全体の都市機能の整備などに取り組んでいるが、本計画でもペデストリアンウェイと建物の間にコモンスペースを創出して街の賑わいを演出する。
 なお、オフィスビル開発の背景には、神奈川県および横浜市が優遇税制など積極的に企業誘致を行い、日産自動車などの進出が決まっていることがあると考えられる。着工は今月15日、2007年12月の竣工を目指す。




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