不動産トピックス

クローズアップ テナント表示板編

2006.04.03 15:12

タカラサイン 約4万円で社名表示板を製作販売 約1キロの重量簡易に取付施工
 社名表示板から袖看板までオリジナル看板を製作するタカラサイン(東京都江東区)は、ステンレス、真鍮、銅版、枠有・枠無など様々な種類の社名表示板を製作販売している。テナント専有部のエントランス壁面などに取り付けるもので、一括で取り付けることで、ビルイメージに統一性をもたらすことができる。
 取り付けは、裏側に2本のアンカーボルトが出ており、取り付け面にドリルで穴をあけて接着剤を使用して埋め込む。おおよそ1キログラムの重量となっている。また、簡易なものでは、塩化ビニールシートを使用したシール状の「社名シール」も販売している。
 金額はタイプにより異なるが、例を挙げると、枠有・ステンレス3万4360円、枠有・真鍮3万7800円、枠有・銅版3万9720円などである。なお、枠無しの場合約5000円のコストダウンで作成できる。

倭デザイン 自社のレーザー加工機を使用 素早く安価に製品を提供する ステンレス製看板製作費は約6万円
 倭デザイン(東京都大田区)は、板銘、エッチング、表札、各種プレートを製作販売している。レーザー加工によるステンレス(及びアクリル)製の看板製作に特化しており、箱型文字、刷り込み板、抜き文字加工など多種多様の加工法で、テナント表示板から建設許可票まで様々な用途の看板を提供する。
製品は、コンピュータ入力したデータを高性能レーザー加工機で精密に加工して完成させる。レーザー加工機は同社が所有しており、下請けに発注しないので低コストでの製作が可能だ。また、注文から出荷までは約1週間で済み、スピーディに仕上げられることも特徴の1つだ。
 注文はアクリル製看板の1面5000円から承っている。一般的なステンレス製のテナント表示板であれば、約6万円の費用という。通信販売での購入も可能で、送料は北海道・沖縄が別途1000円、それ以外の地域では500円。

ハックスター 高機能スタンド看板「ビースタ」を販売 タッチパネルで店舗案内可能
 ハックスター(東京都町田市)は、高機能スタンド看板「ビースタ」を販売している。
 同製品は、スタンド看板の上部にタッチパネルを取り付け、動画とサウンドでテナント案内等が可能となっている。静止画・動画・文字情報のいずれも配信可能だ。内照式フリーボードで視認性も良好である。
 動画はオリジナルの製作も可能だが、同社によるビースタHPの会員専用ページからダウンロード可能な映像ライブラリーの中から選択することもできる。画像と文字を入替えるだけでムービーを完成させることができる。ライブラリーの映像を利用することでコストを抑えることが可能だ。
 また、「ビジュアル配信システム」により、インターネットや携帯電話を介して、映像や文字の入れ替えが簡単に出来るサービスも提供している。任意の時間で画面情報を切り替えたり、画面に映し出されるQRコードを携帯で撮って様々なクーポンや情報を携帯画面上で取得できるシステムだ。

メイバン ビルのあらゆる看板を製作 コンセプト企画から設計施工まで一括作業
 メイバン(本社・石川県金沢市)は、オフィスビル・商業施設等のビル名看板、テナント表示板などを製作・販売している。
 同社の製作した看板は、豊洲TXビル、丸の内再開発事業、ウェルブ六甲道3番街、キャナルシティ博多など全国の大型ビル等に納入実績がある。
特徴はその生産システムにある。まず、ビル建築基本計画や意匠に基づきサインコンセプトを作成し、コンセプトからデジタルデザインを起す。
 次に、3D‐CADを駆使し高精度、低コストの設計を行ない、金物加工あるいはアクリル加工を施す。組立製作、表示印刷を終えると、完成品を検品し現場で取付施工まで行う。
 また最新技術でスピーディに設計し、製作・施工までを一括に行うことから、安価に質の高い製品を提供できる。
 製品は袖看板や飲食店用看板、自立型看板など全ての看板が製作でき、また、エッチングによる、ビルの「定礎」などの製作も可能だ。

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