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墨田区・東武鉄道 高さ600メートルの「新タワー」押上・業平橋地区に決定 事業費は約500億円・2011年度開業予定

2006.04.03 15:24

 地上波テレビ放送のデジタル化を契機とした新タワーの建設地が東京都墨田区内の押上・業平橋地区にある東武鉄道所有地に決定した。
 新タワー建設候補地については、在京放送事業者の組織する「在京6社新タワー推進プロジェクト」が、昨年3月に同地区を第一候補としていたが、その後、選定に際して有識者検討委員会から付された諸条件に関して放送事業者、墨田区、東武鉄道の三者間で協議を重ね、放送事業者より「新タワー建設最終候補地の選定について」の通知を墨田区、東武鉄道が受けるに至った。
 今後は、東武鉄道が中心となって事業主体となる新会社を設立し、墨田区や地元関係者、放送事業者協力のもとで、新タワープロジェクトの推進を図る。
タワーの高さは約610メートルからなり、450mの位置に特別展望ロビー、また350mの位置に展望ロビーを設置、この他、放送施設、商業施設、レストラン、事務室等で構成される予定だ。なお、概算事業費約500億円。2008年度着工、2011年度の竣工、開業を予定している。

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