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サンケイビル サンケイビル「西梅田プロジェクト」の概要を発表 地上34階建て、延床面積8万4741.70㎡の大規模複合ビル
2006.03.20 15:51
サンケイビル(東京都千代田区)が2008年7月の竣工を目指し、大阪市北区にて進めている大規模複合開発計画「サンケイビル西梅田プロジェクト」の全容が明らかになった。
開発コンセプトは「ACTIVE/RELAX(アクティブ・リラックス)」。「ACTIVE」と「RELAX」という一見相反する二つの賀宴を両立させる二律共存の新しい価値を表現するという。
近年注目されているライフスタイル「LOHAS」(ロハス)な価値観を持った人々に活動的、機能的でありながら心地よいビジネスシーンや都市生活の提供を目指すものとなる。
デザインアーキテクトと担当するのは、ドイツ国内をはじめヨーロッパ各国において数々の長命なオフィスビルや商業施設を手がけるクリストフ・インゲンホーフェン氏だ。建物は地上34階・地下3階、延床面積8万4741.79㎡の事務所・店舗・劇場・駐車場で構成。10階から32階までがオフィスゾーンとなり、商業ゾーンについては1階吹き抜けのあるパサージュにてジャズライブやアートフェスティバルといった様々なイベントを行う空間を演出し、2・3・4階に高感度な大人のワードローブとなるファッション雑貨を展開予定。また5・6階、最上階の33階はレストラン街となる。地下1階にも館内ワーカー、一般来館者にとって魅力的なデリカデッセンやドラッグストアー等を取り揃える。ホールゾーンについては小ホール、カンファレンスホールを併設した800席強のメインホールからなり、新しいコンテンツとカルチャーを生み出していく。