週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2006.03.13 13:52
■IDU、アジア航測と資本業務提携
アイディーユー(IDU・大阪市北区)とアジア航測(東京都新宿区)は、資本提携を伴う業務提携について合意した。アジア航測の持つ不動産リスク情報やGIS技術を活用した不動産情報(地域情報、価格情報、登記情報、測量情報など)をインターネット上で提供できるサービスや、ネット上で物件探索・購入の意思決定が可能となるレベルの3D動画画像(三次元デジタル地上地図データベース)などを共同開発。IDUの運営する不動産オークション「マザーズオークション」へ適用することでサイトの利便性を向上することが狙いである。
■アール・エス・シー本社移転
ビルメンテナンス・警備事業などを展開するアール・エス・シーは、今月20日、東京都豊島区東池袋3―1―3のサンシャインシティワールドインポートマートビル8階に移転する。なお、旧住所は同じサンシャインシティ内のサンシャイン60の6階である。
■エスグラント不動産販売子会社設立
マンション分譲などを手掛けるエスグラントコーポレーション(東京都目黒区)は、3月3日付けで、不動産販売100%子会社であるエスジーインベスターズを設立した。代表取締役はエスグラントコーポレーション代表取締役副社長の川田秀樹氏が兼務する。なお営業開始は4月1日を予定しており、2006年6月期に4億1000万円の売上げを見込む。
■仙台市泉高森複合型商業店舗開発
仙台市のディベロッパーサンシティ(仙台市青葉区)は約20億円を投じ、仙台市にて「(仮称)泉高森複合型商業施設」を開発着手することを決定した。敷地面積は3274・93坪で、新しいビルは鉄骨鉄筋地上2階、建築面積1158坪。テナントはスポーツクラブ、飲食・物販、ヘアサロン・クリーニングなどを予定している。なお、同社ではこれまでにも商業施設を開発しており、本件は3号物件となる。
■アパホテル那覇が起工
アパグループ(東京都港区)は、3月9日、「アパホテル那覇(仮称)」の起工式を行った。同物件はゆいレール「県庁前駅」から徒歩8分に位置する、地上15階建て、延床面積7870.74㎡のホテルで、平成19年7月の開業を予定しているもの。361室(シングルルーム245室、ダブルルーム8室ツインルーム106室、スイートルーム2室)で構成され、2階には露天風呂付き大浴殿を設置し、ビジネス客のみでなく観光客、団体客などの利用も見込む。