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三井不動産・石川島播磨重工業「アーバンドックららぽーと豊洲」に名称決定 石川島播磨重工業の造船工場跡地開発
2005.12.12 10:48
三井不動産(東京都中央区)、石川島播磨重工業(東京都千代田区)は、開発面積9・7ヘクタールからなる江東区豊洲の石川島播磨重工業の造船工場跡地において進めているプロジェクトについて、タウンネームを「アーバンドック」とするとともに、商業施設の名称を「アーバンドックららぽーと豊洲」に決定した。
同施設のライフソリューションテーマは、「寛ぐ・潤う・遊ぶ」。都心生活をサポートする店舗等、約200の施設で構成し、施設の中心にある造船ドックについては、石川島播磨重工業が産業遺構として残すとともに、親水空間として整備する。また、ドック周辺は、水上バスの停留所を誘致する他、復活させた19世紀のパイプオルガンを設置し、生演奏を実施。このほか、世界的に著名な浮世絵コレクターである平木財団所蔵の重要文化財を含む高品質の浮世絵を常設展示する「浮世絵美術館」を誘致し、ベルギーのフラワーアーティストダニエル・オスト氏が日本で初めてデザインする庭園、インターネット放送スタジオを設置することで、都心生活に潤いを与えるとともに、人々の交流拠点にするという。