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秋葉原クロスフィールド 来年3月9日グランドオープン 秋葉原UDXの出店店舗が決定

2005.12.12 10:54

 NTT都市開発(東京都千代田区)、ダイビル(大阪市北区)、鹿島建設(東京都港区)の3社が開発を進めているJR秋葉原駅前の「秋葉原クロスフィールド」にて、来年3月9日にオープンする「秋葉原UDX」の出店商業テナント36店が決定した。
 同ビルは、地上22階、地下3階、延床面積16万1676㎡、低層階の商業施設エリアと中高層階のオフィスエリアからなる複合施設で、来年1月に完成するものだ。
 1階から3階の商業エリアのうち、飲食テナントエリアは「東京神田青果市場」の活気や、人が集まり賑わう様子と「選ばれた食」をイメージし、「AKIBA‐ICHI(アキバイチ)」と名づけられている。出店テナントは、博多ラーメンの「康竜」、味噌汁にこだわった定食屋「味噌汁家」、お茶漬け・おにぎりの「えん」、豆・芋・玄米にこだわったお粥の専門店「Bean’zHeaven」、また、老舗の駒形どぜうが、これまでお得意様だけに提供してきた自慢のそばを看板にした新業態「助七」を出店。上野の聚楽は、創業当初の「須田町食堂」を再現するなど、初出店、新業態が多数出店する。
 4階にはデジタルワークショップ機能を備えた、デジタルコンテンツ等の活動支援拠点としての「多機能イベントホール(仮称)」を配置し、デザインミュージアム秋葉原もプレオープンを予定しているなど、文化情報の発信地として主に集客機能を担う施設として位置づけられている。




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