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芝浦工業大学/ほか 芝浦工業大学・芝浦校地を再開発 まちづくり協議会が発足2008年末の竣工目指す
2005.11.21 10:42
芝浦工業大学(東京都港区)は、2006年4月の豊洲キャンパス開校に伴い、芝浦校地(港区芝浦三丁目)の今後の再開発について日本土地建物(東京都千代田区)、新日鉄都市開発(東京都中央区)、戸田建設(東京都中央区)と共同で「芝浦キャンパスまちづくり協議会」を発足させ、4社共同にて再開発を推進することを決定した。
JR田町駅に一番近いA街区(約2600㎡)に新大学施設を建設。その東側となるB街区(約3200㎡)にオフィス、新芝運河沿いのC街区(約1700㎡)にホテルを整備する予定だ。総合設計制度等の適用を受けることにより、全体で延床面積約5万㎡程度の規模の施設となる予定である。A街区は、芝浦工業大学が土地所有を継続し、自ら新大学施設の整備を行う。B街区とC街区については、事業パートナーが大学より土地を購入の上、オフィス・ホテルの整備を行う予定。BC街区の土地代およびABC街区の建築費は約350億円となる見込みだが、事業比率については今後協議を進める。
来年4月以降、現在の芝浦キャンパスの校舎を解体し、できるだけ早期の着工を目指す。なお、街区全体の竣工は2008年末を予定している。