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三井不動産 東京ミッドタウンの概要を一部発表 3種類の住宅と総合医療施設を開設
2005.11.14 12:04
三井不動産(東京都中央区)は、「東京ミッドタウン」の賃貸住宅と医療施設の概要を発表した。
賃貸住宅は、3種類、合計517戸を用意し、幅広いニーズに対応する。1戸の広さは約40〜約500㎡で、月額賃料は30万円台の部屋から数百万円程度の高級タイプまでが揃う。
最高級賃貸住宅タイプの「パークサイド・タワー・アット・ザ・リッツ・カールトン東京」(244戸)は、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーが運営。ウエスト棟の1階〜8階は、米国のオークウッドが運営する「オークウッド・プレミア・東京ミッドタウン」(107戸)は、1カ月単位で契約する中長期滞在型のゲストハウスだ。また、イースト棟の12階〜24階には、三井不動産住宅リースが166戸の「ミッドタウン・イースト・レジデンス」を開設。ロビー階に貸会議室と個室ラウンジなどが用意されたホームオフィス的な使用も視野に入れたスペースになる。
タワー棟内に整備されるメディカルセンターでは、ハイメディック(東京都渋谷区)と共同で「東京ミッドタウンメディスン」を設立し、クリニック等に対する運営支援を実施。医療法人社団創進会がクリニックを開設し、総合医療施設として日本で初めて「ジョンズ・ホプキンス・メディスン・インターナショナル」の協力を得る。