不動産トピックス

クローズアップ

2005.09.05 15:38

計電算業 賃貸管理向けカギ管理・作成システム開発 必要なカードキーを必要な時に簡単作成
 計電算業は、賃貸不動産管理におけるカギ管理を対象として、カードキーの作成・管理を1つのシステムに集約したカギ管理システム「マルチオートエンコーダー」の販売を開始した。
 カード発行とデータベースが一体化した事により、管理者は自社で管理している全てのカードキーの情報を容易に把握することができるため、様々なカギにおけるトラブルを防止し、円滑に管理することが可能になる。
 カギの情報は暗号化されたQRコードにより供給されるため安全・確実にカードキーが発行され、使い終わったキーの情報は削除が可能だ。これによって、カードキーを常に保管する手間が省け、これまでのカギ保管庫や管理台帳などが不要となる。
 なお、マルチオートエンコーダーの導入価格は一式で150万円となっている。

昌平不動産総合研究所 マンションの長期修繕計画支援ツール販売 管理棟数制限なしで約50万円の低価格
 昌平不動産総合研究所は、長期修繕計画&マンション管理現場支援ツール「ザ・修繕計画forマンション(SRACSLCPM)」を開発、販売を開始した。
 「本システムは、長期修繕計画の作成・見直しの簡素化や、修繕履歴の保存および計画とのリンク、設備管理台帳の作成・検索簡素化、修繕積立金シミュレーションなど、会計業務以外の現場業務をサポートします」(清宮氏)
 システムはLANで情報の共有化を行うことが可能で、入力操作はワープロ程度。管理データはサーバーやパソコンにファイル保存するため、実質的に無制限だ。東京地区ノンサポート価格49万8750円(税込)なので、仮に100棟管理すれば1棟あたり約5000円でマンションの長期修繕計画作成が可能になる。
 なお、同社では事業用ビルなどに向けたプロ仕様のシステムも販売しており、不動産管理を総合的にサポートしている。

<セミナー情報>マンションの防犯セミナー9月17日(土)14時~
 ビル経営研究所と日本ペイント取締役研究主幹販売は共同で、ビルオーナーやマネジメント会社を対象とした「失敗しないビル投資・再生セミナー」を9月21日(水)14時~16時30分の間、港区の六本木ヒルズ49階にて開催する。セミナー内容は、ケネディクスエンジニアリング&リーシングチームチームマネジャー大塚健介氏による「不動産投資のプロが教える繁盛ビルの作り方~オフィスビル投資・再生事例から~」と、ブルースタジオ取締役大島芳彦氏による「ターゲットを明確にした商品開発!!~ビルリノベーション事例とその要点~」。参加費は無料。

<セミナー情報>ビル投資・再生セミナー9月21日(水)14時~
 東急コミュニティーは「マンションの防犯について」をテーマとしたセミナーを9月17日(土)14時~16時の間、開催する。会場は東急コミュニティー技術センター(東京都目黒区上目黒3―9―1)で、参加費用は無料。先着50名の受付となる。セミナー内容は、第一部に、日本防犯設備協会理事の平野富義氏を招き、「マンションの防犯について」と題した講演。第二部を「ガラス破壊侵入に対する防止策について」と題して住友スリーエムの担当者が解説を行う。なお、希望者には技術センターの見学会も行われる。




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