週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
日本ビルファンド投資法人 延床面積4万6002・37㎡「ISTビル」を352億円で取得 日本IBM・オートバックスセブン入居運営管理については三井不動産が受託
2005.09.05 15:45
日本ビルファンド投資法人(東京都中央区)は、イ・エス・ティ開発(東京都千代田区)より、ISTビルを352億円で取得すると発表した。同物件は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩5分に位置する、平成16年9月竣工、地上11階建て、延床面積4万6002・37㎡の事務所・店舗複合ビルだ。
今後、更なる利便性向上が見込まれ、また活性化が予想されるエリアであるという立地優位性に加え、基準階面積は無柱空間の整形1085坪という規模で、天井高2800㎜、OAフロア100㎜、床荷重500㎏/㎡であり、廊下幅も2400㎜であること、そして設備面では、個別空調、電気容量最大50VA/㎡(増設可能)となっていること、また駐車場は自走式平面駐車で120台の駐車スペースを確保しているなど、競争力のあるスペックを有している。また、事務所部分の約8割を日本アイ・ビー・エム、約2割をオートバックスセブンと、各々複数年にわたる賃貸借契約が締結されているため、安定した賃料が見込めることなどを取得にあたり評価した。
なお、同物件の運営管理については、三井不動産(東京都中央区)が行う。