週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

セコム/高千穂交易 ストアセキュリティ分野などサービス・開発業務を統合化 防犯サービスで業務提携

2005.08.15 10:44

 セコムと高千穂交易は、ストアセキュリティ及びオフイスセキュリティ分野で万引き防止システム等を活用した商品・サービスの販売並びに施工等での業務提携を行った。
 高千穂交易は、各小売業界の大手を中心に、万引き防止システムを直接販売し、機器性能と優位性ある販売体制により、業界トップシェアを築いてきた。一方で、セコムは、全国に約1000の営業拠点を持ち、24時間のセキュリティ体制を布いているため、開店時の店舗セキュリティに加え、夜間や閉店時のセキュリティなどが一元化できれば、24時間シームレスな防犯体制が構築できる。
 なお、今回の業務提携では、両社の強固な関係を構築することを目的に高千穂交易がセコムを割当先とする第三者割当増資を行い、セコムが高千穂交易の普通株式45万株(発行済み株式の約4・6%)を取得する。
 今後、店舗セキュリティ統合化に向けた商品の開発ならびに市場開拓、企業向け情報漏えい対策ソリューションなどを行っていく。




週刊不動産経営編集部  YouTube