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三菱地所 今後の事業資金に充てるため2物件を譲渡 譲渡価格総額は1113億円

2005.07.25 11:51

 三菱地所(東京都千代田区)は、資産ポートフォリオの一環として、投下資金を回収し今後の事業資金に充てるため、2物件を譲渡すると発表した。
 譲渡するのは昭和55年6月竣工、地下5階、地上24階建て、延床面積12万1580・79㎡の「東京三菱銀行本館」と昭和54年4月竣工、地下4階、地上14階建て、延床面積2万9729・36㎡の「東京三菱銀行日本橋別館」の共有持分50%。これを共有持分所有者でもある東京三菱銀行(東京都千代田区)に譲渡することとなる。
 なお、物件引渡し日は、8月31日となっており、東京三菱銀行本館の帳簿価格は、472億9300万円で、譲渡価格は1034億円、そして東京三菱銀行日本橋別館の帳簿価格が61億6400万円で、譲渡価格は79億円である。




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