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東京都 南千住西口駅前地区再開発組合設立を認可
2005.07.25 11:52
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、南千住西口駅前地区市街地再開発組合の設立を認可した。
事業名称は「東京都市計画南千住西口駅前地区第一種市街地再開発事業」で、施行区域は「荒川区南千住四丁目及び七丁目各地内」である。
同地区は、JR常磐線及び地下鉄日比谷線南千住駅西口隣接の店舗や住宅が集積する約0・8ヘクタールからなる地区であるが、防災性や居住環境の面で問題があり、また駅前広場も未整備駅前商業地としてのにぎわいに欠けている状況にある。
そこで、つくばエクスプレスの開業等を機に、密集市街地を集約整備し、駅前広場等の公共施設の整備を行い、良質な都市型住宅や駅前にふさわしい商業施設、公益施設等の整備を行うことによって、土地の合理的な高度利用と都市機能の更新や防災性の向上を図るという。
計画は地上29階建て、延床面積約3万2450㎡からなる住宅、店舗、公益施設、事務所、駐車場などで構成されるもので、総事業費は約116億円だ。なお、建物竣工は平成21年3月を予定している