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アーバンコーポレイション AIGグループと業務提携共同投資で流動化開発拡大

2005.07.04 17:29

 不動産流動化事業などを手掛けるアーバンコーポレイション(以下アーバン)は、世界トップクラスの保険・金融サービスグループであるAIGグループの不動産投資会社であるAIGグローバル・リアル・エステート・インベストメント・ジャパン・コープ(以下AIGGRE)と事業提携契約を締結した。
 両社が事業提携に踏み切った背景には、リート及び不動産ファンドなどの拡大を受けて、全国の優良物件取得が困難になっているということがある。加えて、今後の不動産マーケットは開発型を中心に更に拡大していくことが予測されることから、開発力のあるアーバンと、全世界130以上の国・地域で事業展開を行い、資金力・信用力の高いAIGGREの事業提携は、双方に補完作用が働く。また情報網の強化も期待されるだろう。
 既に、関西および東京で商業施設等の開発を行う共同事業に着手しており、年内の着工を目指す。




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