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グラスフィアジャパン 高い認識率の顔認証カメラ
2018.01.15 12:09
グラスフィアジャパン(東京都中央区)は10日、「顔認証対応 AIディープラーニング IPカメラシリーズ」を発売したと発表した。
同製品はディープラーニングアルゴリズムにより、画像1枚を元にあらゆるシーンの画像を推定することで、認識率の向上に成功した。眼鏡をかけていても、マスクで口が隠れていても高い認識率を誇る。また登録できる顔のリストは最大3万枚となっており、リストに該当する人物が認識された場合、リアルタイムでアラートを発報することが可能だ。
同社製IPカメラ(2MPix以上)と「顔認証機能」付AIディープラーニングレコーダーの組み合わせで顔認証の利用ができる。同社製「顔検出機能」付カメラと「顔認証機能」付AIディープラーニングレコーダーを組み合わせて利用すると、認識率がさらに向上する。顔検出機能をカメラ側に持たせることで、認識率の向上と認識速度の向上を同時に実現する仕組みとなっている。
顔認証技術は介護領域、医療領域、防犯領域などに活用が期待されており、今後のニーズはさらに大きくなるものと予想される。
同社では、「世の中の進歩に寄与、追随するために今後もより良い製品の開発、リリースに尽力していく」と述べている。