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日本ビルヂング協会連合会 会員の叡智結集し美的街づくりを

2005.06.13 15:46

 日本ビルヂング協会連合会は今月8日、名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルにて、第65回定時総会が開催された。
 会長の高木丈太郎氏は、「全国のビル市場は、ひと頃経験した極度の空室率上昇、賃料の下落というどうにもならない状況を脱した」と景気の上向き傾向を示した一方で、「都市間、エリア間、ビル間の明暗が鮮明に現れている」と話し、稼動の二極化が進んでいることを示した。
 また、名古屋市も含め、大都市では向こう5年の間に相当規模のオフィスビルの供給が見込まれ、テナント確保の動きはこれまで以上に熾烈になると予想されるなか、最近連合会が創設した会員限定メニューの「空室情報サイト」や「共同購買サービス」の活用も提唱。同じく名古屋で開催されている「愛・地球博」のテーマに因み、会員の叡智を結集し美的街づくりに邁進していくことを訴えた。
昨年度の事業報告や収支決算報告の承認、今年度の事業計画など各議案の議決が行われたほか、役員補充選任が行われ、岐阜商工会議所の小島伸夫氏が常任理事、ひろしま信愛不動産の青谷義清氏が理事に新任した。




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