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東京急行電鉄 不動前駅高架下に新たな商業施設を開業

2005.06.06 16:44

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は6月23日、目黒線不動前駅高架下にて、スーパー、総菜販売店などが入居する地域密着型の新たな商業施設を開業する。
 同施設は鉄骨平屋建・一部2階建の物件で入居テナントは面積598を使用する食品スーパーの「東急ストア」をメインに、洋総菜のテイクアウトもできるカフェ「ディライトカフェデイリーズ」、江戸料理をルーツとした和総菜などを販売する「いろいろさいさい」の3店舗となっている。
 施設のデザインは、外壁面にガラスを多用し、天井を高くすることで、高架下のイメージを払拭する開放的な空間とし、外部へも施設内部の賑わいが伝わる、活気に満ちた環境を創造するという。
 同社は今年4月からスタートした中期3か年経営計画における成長戦略の一つとして、沿線の「エリア戦略の深化」を掲げており、単身者、ファミリー、お年寄りまで幅広い層が居住する不動前駅を含む「池上・多摩川エリア」では、「子育て世代の流入促進によりエリア全体をさらに活性化させていくこと」を戦略指針としている。




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