週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
東京電力 リノベーション会社「リビタ」を設立 ビル再生のコンサルティングも
2005.05.23 11:37
東京電力(東京都千代田区)と都市デザインシステム(東京都渋谷区)は今月13日、既存建物を付加価値の高い建物に再生流動化させるリノベーション事業会社「株式会社リビタ」を設立した。資本金1億6000万円の出資構成は東京電力が51%、都市デザインシステムが49%だ。
具体的な事業内容は、建物1棟を丸ごと購入し、第三者機関により、耐震性、劣化状況などを入念に調査の上、エントランスなどの共用スペースや設備などについて必要な改修工事を実施。この際、オール電化、光ファイバ・インターネット、セキュリティシステムなど最新の設備を導入し、付加価値が付いた物件として再生する。
また、再生事業のほか、既存建物の有効活用に関するコンサルティング・設計なども行う。