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大林組 合併新会社「大林ファシリティーズ」設立
2005.05.16 13:48
大林組(東京都港区)は、5月12日、新会社「大林ファシリティーズ」を設立すると発表した。
新会社は大林組100%出資子会社として昭和38年に設立した東洋ビルサービス(大阪市中央区)と、同じく100%出資子会社として昭和61年に設立したオークビルサービス(東京都新宿区)を合併し設立するものであり、合併期日は7月1日とし、東洋ビルサービスを存続会社とする。
これまで、東洋ビルサービスが西日本、オークビルサービスが東日本を事業エリアとしてビル管理事業、建築・設備等のリニューアル事業を行ってきたが、近年、全国的にビル建設が増加しているという状況に対応するため、全国を1社でカバーできる体制を整え、営業力の強化を図ることとなる。
今回の合併で、大林組と連携した営業体制の強化、リニューアルや耐震・省エネ診断などゼネコン系ビル管理会社が持つ強みを活かし、業容拡大を目指していく。
なお大林ファシリティーズの本社は東京都新宿区、資本金は5000万円、新社長については未定である。