週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2005.04.18 15:54

★制服をリニューアル
東急コミュニティーは4月8日で創立35周年を迎えるにあたって設備技術員、管理員の制服をリニューアルする。企業イメージの向上と、従業員のモチベーションアップが目的で、ネイビーとグレイのコンビネーションカラーを採用し、背面には「COMMUNITYCREATOR(コミュニティークリエーター)」と、白・緑で配される。なお、再生ポリエステルの使用やリサイクルの徹底などエコ対応もなされている。

★環境配慮認定で融資
日本政策投資銀行は「環境配慮型経営促進事業」の対象としてSC専業ディベロッパーであるイオンモールを選定し、融資を実行した。本制度は「環境格付けを導入した世界初の融資制度。独自の格付けシステムで環境経営を評点化し、3段階の優遇金利を設定する。本制度では120社余りの評価に着手し、うち32件(本件含む)の融資を実行している。本件は「ディベロッパー」版の適用第1号となる。★主要株主異動ケネディ・ウィルソン・ジャパン(KWJ)の第1位株主であるタワー投資顧問はKWJの株式売却を行った。これによって総株主の議決権に対する割合は10.08%から9.67%になったが、売却による株主順位の変更はなかった。

★産業再生機構支援終了
産業再生機構支援下にあった大京グループは、スポンサーであるオリックスからの調達資金により産業再生機構が保有する債権221億8100万円を全額弁済し、産業再生機構による支援を終えた。

★ジャスダック上場
中古分譲マンション販売、SOHOオフィス事業などを展開するインテリックスは4月14日ジャスダック取引所に株式上場した。同社は大手流通事業者などから仕入れたマンションをリノベーションし、居住性を高めて販売している会社。仕入れた物件の設計を子会社が受け持ち高品質を保つ。

  ★理研で採用
三共消毒が昨年より販売している人と環境にやさしいシロアリ防除サービス「セントリコン・システム」が日本で唯一の自然科学の総合研究所である独立行政法人理化学研究所に採用された。対象施設は横浜研究所は世界最大級のNMR施設。磁気に影響を与えないことを配慮し、建物の外壁は非磁性体のアルミ板に覆われた木造でできている。

★移転オープン
INAXは鹿児島ショールームを鹿児島市山之口町から同市東開町へ移転し、4月15日からオープンしている。話題の「スイートルーム」のほか、住宅外壁新システム「スイートウォール」、「プレシオ」等のシステムバス、「グランピアッセ」を中心とするキッチンなど展示され、キッチン体験コーナーも設けられている。




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