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鹿島建設 鹿島不動産ファンドを組成 賃貸オフィス主体のビル4棟 運用期間5年間を予定予想利回りは7〜8%
2005.03.14 11:23
鹿島建設(東京都港区)は、同社が、開発事業として手がけた稼働中の賃貸オフィスを主体とするビルを対象として、私募型の不動産投資ファンド「鹿島不動産ファンド」を組成した。
当初組入資産は、東京都心部及び名古屋中心部に所在する賃貸オフィスビル4棟の信託受益権で、運用期間は5年間を予定。資金調達額305億円のうちエクイティは115億円、デットは190億円。予想利回りは7〜8%となっている。
同社にとって、不動産ファンドを組成することは、不動産証券化商品に対する投資家ニーズを取り込みながら、アセットマネジメント業務をファンドから受託することで、新たなビジネスの機会を生み出すことになる。市場競争力を高め、また開発プロジェクトの出口としても活用する。