週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ジャパンリアルエステイト投資法人 取得価格は168億3000万円 銀座四丁目交差点至近事務所・店舗複合ビル

2005.03.07 16:20

 ジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区)は、3月3日、「銀座三和ビル」の区分所有権を取得すると発表した。
 同ビルは、東京メトロ「銀座」駅、目の前に位置する昭和57年10月竣工の地上9階、地下2階、延床面積8851㎡の事務所・銀行・店舗物件。日本を代表する最大の商業集積エリアである銀座通りに面し、その中でも最高の立地である銀座四丁目交差点の至近に位置していること。そして、銀座通りと松屋通りを含めた3路に接道するという極めて高い視認性を有すること。地下2階〜地上3階までが主として店舗で構成されているが、松屋と三越の両百貨店に隣接する同物件は、銀座ブランドに憧れを持つテナントへの訴求力と希少性の高さと絶対的な競争力を有することが物件取得の理由。
 今回の取得により、1階、3~5階専有部分、地下2階〜9階専有部分5770・65㎡の共有持分(建物所有割合70・95%)を所有することになる。
 売主は今橋地所(東京都港区)、東洋エステート(東京都港区)で、取得価格は168億3000万円(今橋地所から110億8400万円、東洋エステートから53億3700万円)。




週刊不動産経営編集部  YouTube