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山武 映像統合システムを開発 警報時に映像を同時確認 電算ビル・病院等に導入

2005.03.07 16:22

 山武(東京都渋谷区)は、セキュリティシステム「映像統合システム」を開発し、本年3月より販売を開始した。
 同システムは、従来の「侵入監視」と「出入管理」に監視カメラの映像情報を統合した最新型のセキュリティシステム。ネットワーク接続を行うことで、画像表示や画像検索を行うことが可能になる。
 警報発生時に映像を同時に確認する、出入データと映像データを結びつけて管理することで、効率的で確実的な安全管理体制が実現される。
 病院、工場、研究施設データセンタービルなどの、厳重な安全管理が求められる施設をターゲットに、年間10台程度を販売し、3年後を目処に約5億円の売上を見込んでいる。
 なお価格はカメラ20台の接続で500万円から。
 同社は、今後も建物の規模、用途、セキュリティレベルに対応したシステムを開発・提供していくという。




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