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三菱商事 上海不動産デベロッパーへ出資 中国での不動産開発事業に参入 出資持分の15%を取得

2005.02.07 17:10

 三菱商事(東京都千代田区)は、先月31日、中華人民共和国/上海市にて、上海宝鋼地産有限公司(中華人民共和国上海市)の出資持分の15%を取得する合弁契約書に調印した。これにより、中国での不動産開発事業に参入する事となった。
 本件パートナーとして、香港の不動産デベロッパー嘉華国際集団有限公司(香港北角渣華道)がシェアの41・5%、東急不動産(東京都渋谷区)がシェアの2%を同時に取得する。
 同社は、上海をはじめとする主要発展都市での成長著しい中国不動産マーケットにデベロッパーとして参入すべく一昨年10月より積極的に事業展開を検討。本出資により宝鋼地産に人材を派遣し、同社で推進している不動産証券化、随伴取引の拡大等、中国での不動産を核とした新たなバリューチェーンの構築を目論む。




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