不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2005.01.03 14:56
★裁判所の不手際
朝日ホーム代表取締役の上打田内氏は現在ある悩みを抱えている。それは競売で落とした物件が再建築可とされていたのにも関わらず、実は不可だったことだ。隣接地の所有者は建築確認をとるための私道利用料を坪10万円要求しているため、現在訴訟で争っている最中だという。
★不安が募る
文京区湯島にビルを所有するツナシマが頭を痛めているのは、所有するビルで最大規模のテナントである200坪の解約予告だ。拡大移転が理由出るため引き止める方法はなかったそうだが、不透明な市場だけに不安は募るという。
★空室を埋めたい
港区芝でビルを経営する山田治彦氏。同氏は今年の抱負や予定についていろいろと考えを巡らせるが、最終的に行き着く先は空室を埋めたい、それに尽きるそうだ。空室が埋まった暁には、家族で旅行に行くという計画を描いている。
★遠くへいきたい
尾形地所の鳥海和夫氏は、旅行が好きだそうである。それも子供と二人きりで何のプランも立てずに旅行に行くのが好きだそうである。今年も時間が取れれば、海外など知らない街へ子供を連れてふらっと旅立つつもりだとか。
★天然記念物
神楽坂にビルを所有する福屋の福井清一郎氏は1階店舗で和菓子店を運営しているが、その店の天井には格子状の屋久杉が吊り上げられている。天然記念物の屋久杉は普通なら手に入らないが、近所の古い民家が取り壊される際に譲り受けたそうだ。
★台風の被害
しのはら商事代表取締役金子清隆氏は、新横浜にKM第一ビルディングを所有している。ここは横浜でも一番海抜が低く、かつて近隣の川が氾濫しては稲作に甚大な被害を及ぼしていた。昨年10月9日に台風が期待際にはビル前の道路が完全に水没。金子氏はその様子を写真撮影し、パネルに収めた。
★広告効果
大阪市浪速区を中心に23棟のビル、マンションを経営するビジタル。同社の所有物件のほとんどが屋上に「ビジタル」の看板を掲げており、貸看板は行わない方針であるという。自社の名を掲げる広告効果のほうが大きいと見ているようだ。
★日本人気質を痛感
千代田区九段でビルを経営する野澤純一氏。同氏は平成11年に26歳で先代からビルを譲り受け、比較的若くしてビルオーナーとなった。そのため、まわりかわ妬みすねみもあったそうだ。他人のことが気になる日本人気質を改めて痛感したとのこと。