不動産トピックス
今週の一冊
2023.03.27 10:20
SNSマーケティングの可能性に迫る
スマホからヒットを生み代 TikTok活用大全
著者:朝戸 太將
発行日:2023年2月10日
発行所:幻冬舎
価格:1400円(税抜)
TikTokといえば、2016年に中国市場でリリースされたショート動画の配信サービス。10~20代の若者を中心にヒットし、日本に上陸してから6年近くが経つ現在でも、いまだ衰えを知らない人気コンテンツとなっている。
そんなTikTokは昨今、企業のマーケティングツールとして活用されるケースが増えている。TikTokはその圧倒的な拡散力や潜在的ニーズの発掘力を強みに、従来のネット広告とも一線を画した唯一無二のサービスと化した。クリエイターとのコラボやベテラン社員がダンスをする動画まで、その手法も様々だ。
TikTokといえば、若者が音楽をバックに、ダンスをしたりコミカルな動きをするイメージが強かった。だが、今や「イケてる若者」の専売特許ではない。本書では、TikTokを用いたマーケティングの考え方について、実際の事例とともに分析していく。
著者は、クリエイターを起点としたマーケティング支援事業を手掛ける「株式会社Natee」の取締役COOの朝戸太將氏。広告主の認知や購買促進など、多様なニーズに対してTikTokを軸としたソリューションを提供し続けてきた。朝戸氏は本書の中で、教育大手サービス「ベネッセ」をはじめ、TikTokを使ったマーケティングを行う事業の担当者と対談。これからTikTokマーケティングをはじめた企業にとっては、バイブルと言ってもよい一冊だ。