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「麴町郵便局」を複合ビルに 郵便局機能と賃貸オフィスを一体化

2023.04.10 10:37

 日本郵便(東京都千代田区)は、東京都千代田区に所有する「麹町郵便局」の隣地を取得し、局舎と賃貸オフィスを一体化した複合ビルとして建替える。解体・着工は2024年春頃を予定し、竣工は2027年春頃を予定している。
 計画中の建物は、延床面積約2万2000㎡、基準階面積約1200㎡(賃貸オフィス専有部)、地上11階地下2階建て。集配機能の維持を目的とした局舎の建替えと不動産開発の両立を目指す事業は、日本郵便として初の事業となる。
 限られた敷地を有効活用するため、1階は郵便局の集配機能と賃貸オフィスとの共通エントランスとする。2階の郵便局窓口は、郵便局とビル全体のロビーを一体化する。郵便局の利用を促し、DXを活用した新たなサービスを展開する「みらいの郵便局」の取り組みを行う計画。
 先進技術を積極的に採用することでビルに付加価値を与え、地域に開かれた建物を目指す。また、太陽光発電設備の設置や屋上緑化なども計画している。




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