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ケネディ・ウィルソン・ジャパン 私募ファンドを発展 REIT組成に取り組む
2004.12.20 12:03
ケネディ・ウィルソン・ジャパン(東京都港区)は、REIT組成に向けて本格的取り組みを開始する。
これまで、同社が主業務としてきたアセットマネジメント事業の受託残高は約2500億円に達しているが、平成15年度以降、企業年金向け不動産投資ファンドの組成に取り組み、既に4本のファンド組成に成功するなど、機関投資家より高い評価を得ているが、今後は企業年金向けファンドを中心とする私募ファンドを基礎として、REITに発展させていく。
投資対象はオフィス、住宅、商業施設にわたり、投資地域は首都圏を中心に地方政令指定都市も対象とする予定。
同社の連結子会社ケネディクス・リート・マネジメント(東京都千代田区)が来年度のREIT上場を目指していく。