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学校法人モード学園 名古屋三井ビルディング南館・東館建替 36階建て学校・商業施設平成20年2月完成予定
2004.12.20 12:07
学校法人モード学園(愛知県名古屋市)と三井不動産(東京都中央区)は、名古屋三井ビルディング南館・東館の建替事業に関する計画案を策定し、地元説明会を実施した。
同事業は、現在、「豊田・毎日ビル再開発計画」、「牛島再開発計画」など都市機能の更新が進んでいる地区にて行われるものであり、既存建物の解体後、地上36階、地下3階、延床面積4万9000㎡の学校・商業施設を主要用途とする建物を建設するもの。
事業にあわせて名古屋駅前からつながる地下街と接続する地下通路や、地上と地下とを結ぶサンクン広場、広小路通沿いの店舗と一体となった広場状空地などの整備も行う。
今後は都市再生特別措置法に基づく都市計画提案制度を活用すべく、名古屋市など関係機関との協議を開始していくこととなる。
なお工期は平成17年10月〜平成20年2月を予定している。らせん状の外観デザインは、時代の最先端を行き、エネルギーを持つ学生達が、互いに切磋琢磨し、絡み合いながら上昇し、社会へ羽ばたいていく様を表しているという。