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三井不動産 蛍光灯リサイクルシステムを構築 17棟で既に導入

2004.11.15 11:23

 三井不動産、野村興産、日本貨物鉄道、日本通運、都市環境エンジニアリングは、三井不動産が運営するオフィスビルから排出される使用済み蛍光灯の完全リサイクルシステムを構築した。
 ガラスやアルミニウムを再生・再利用するのは勿論、国内水銀生産シェア100%の野村興産の特殊技術を用いることで、水銀についても、分別精製し、蛍光灯の材料として再利用する。民間のオフィスビルから排出される蛍光灯のリサイクルとしては国内初となる。
 同システムを導入したビルは、新宿三井ビル、霞が関ビル、日比谷三井ビル、三井本館など、三井不動産が都内に保有もしくは運営するビル17棟で、年間のリサイクル量は約10トンになる。
 最終的にはグループで保有・管理する全国のビル約270棟での展開を目指す。




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