不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2004.11.08 15:30
★無駄な出費
東京都文京区にてビル経営を行う駒宮不動産代表取締役の駒宮一郎氏が憤るのは車の歩道への乗り入れ。ビルエントランス前の歩道のタイルが車の走行により捲られ、その都度自費で改修を行う羽目に。
★競売落札価格高騰
東京都墨田区にて不動産業を営むバウハウスインターナショナル代表取締役の飯島常太郎氏は最近の競売落札価格の高騰に困惑ぎみ。最低落札価格4680万円の世田谷区豪徳寺エリアの物件に約3000万円乗せて入札したところ、入札者は56人、結果は1億1700万円だったそうだ。
★気になる株価
イー・エステート代表取締役の細敬正氏は注目しているのは先日新規上場したNTT都市開発の株価の行方。初値は公募価格を下回ったが、今後どのような推移を見せるか目が離せないという。
★住居への通路
代々木公園前でビルを経営している山高の高松美喜子氏。同氏のビルの2階からは、隣接した同氏の住居へつながる通路を設けてある。わざわざ1階まで降りる手間が省け、楽になったそうだ。
★屋上までパトロール
千代田区にビルを所有する技宝堂代表取締役の矢島涼子氏。同氏のビルは皇居が近いため、警察のパトロールが頻繁に訪れる。防犯上のメリットもあるが、国賓が来日した際などは屋上まで見て回ることもあり、少々迷惑に感じることもあるとか。
★ダイヤがビーズに
日本最大の宝飾街、御徒町エリアにビルを所有する司宝商事の庄司章夫氏は、景気に左右される宝飾街の有様を同ビルの1階店舗の入居テナントから実感するそうだ。バブル最盛期の景気がいい頃はダイヤモンドの卸店、バブルが弾け景気が傾きはじめた平成3年頃には時計の卸店、そして景気の低迷が続いている現在はビーズショップとなっている。
★芸術の秋
学生の町、早稲田にビルを所有する関口宏彦氏。同氏はビルの共用部分を画廊として無料で早稲田の学生に貸出し、交流を図っている。エントランスには大きな額縁を飾り、毎月展示する絵画を替えている。ビルに芸術の香りが漂い、テナントからも好評であるそうだ。