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「京都」駅南オフィス・ラボ誘導プロジェクト始動 高さ・容積率等緩和や補助制度強化等で企業を誘致
2023.05.01 11:26
京都市は、「京都市企業立地促進プロジェクト構想」に基づいた、京都駅南オフィス・ラボ誘導プロジェクトを始動した。
同プロジェクトは、京都の玄関口、市内屈指のビジネスエリアとしてにぎわう「京都」駅の北側や四条烏丸との連続性があり、交通至便でもある「京都」駅の南側のエリアで、企業のニーズに応じた様々なインセンティブを組み合わせてパッケージとして提供する計画。
インセンティブ・パッケージでは、用途別高さ規制導入や地区の特性やまちづくりの貢献内容を総合的に評価し、容積率を指定容積率の1・5倍を目処に割り増す等建築物の高さ、容積率等を緩和する。また、テナントオフィスビル(オフィス部分の床面積3000㎡以上)、レンタルラボ施設(ウェットラボに限る)を新増設する場合、建物・償却資産の固定資産税・都市計画税相当額を最大1億円を上限に2年分補助する「賃貸用事業施設等立地促進制度補助金」等企業立地を支援する補助金制度を強化する。
その他、担い手確保の機会創出や企業立地マッチング支援等も行われる。
6月6日には、同プロジェクトで展開する都市計画見直しや補助制度等の最新情報、他のビジネス環境の解説等を行う「京都市企業立地セミナー」が開催される。