週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2004.10.25 15:49

★本社移転
コクヨエンジニアリング&テクノロジーは、本社並びに営業支店を東京都品川区大崎3―5―2エステージ大崎5階へ移転し、10月25日より業務を開始する。

★ニューフェイス
シグマ麹町法律事務所では本年10月に弁護士登録をした新人弁護士牟田伊宏(むたこれひろ)氏を迎え入れた。さらなる業務の充実が狙いだという。

  ★新リノベーション
イデーアールプロジェクトは、森ビルが芋洗坂に1968年建築した7階建マンションをリノベーションし、内装自由のロフトアパートに生まれ変わらせる。来春のオープンに先立ち、工事途中の物件をギャラリーとして使用し、同時に入居希望者を募る。

★新人発掘
不動産事業を手掛けるリブコムでは、所有するビルの1階部分を活用するためのデザインコンペを若手クリエイターが複数所属する東京デザイナーズブロックを対象に実施している。取得した建物のデザインを依頼できる若手デザイナーの発掘が目的とのこと。なお、最優秀デザイン賞には賞金100万円が贈られる。

  ★オープンカフェ通りに
建築会社や設計事務所などから組織されている特定非営利活動法人東京アーバンクリエイト21等は、来月4日~7日、池袋駅東口から伸びるグリーン大通りやサンシャイン通りにて、「オープンカフェin池袋」を開催する。当日は現代アート展や音楽会も催される予定。

  ★土壁の魅力に着目
INAXが運営する「世界のタイル博物館」(愛知県常滑市)では、来月6日(土)から来年1月30日(日)まで、特別展として『土壁礼讃、小林澄夫のまなざし~土壁の魅力、再発見』展を開催する。ガラス、コンクリート、アルミなどの人工的な建材に慣れている現代人に対し、自然素材の魅力を訴える。

  ★ガラスバルーンは高い?
循環型社会へと進む昨近注目を集めているのが、再生アルミニウムと廃ガラスから作られるガラスバルーン。しかし、今ひとつ浸透しない理由は価格が高いというイメージ。大林組系列の建材会社ナイガイ建材は、ビル改修ニーズの高まりに応え、このガラスバルーン建材の低価格化に挑んでいる。

  ★ゴンドラかブランコか
日本ビソーはビル・マンションの改修工事の際、必要となる仮設足場に代わる商品としてゴンドラを提案してきた。しかし、ここに来て無足場工法といわれる、ブランコに乗って外装を塗装・補修・コーキングする会社が登場し、新たな競合会社とのサービス競争に熱が入る。




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