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日立製作所　モータ駆動用のインバーター開発　正弦波駆動方式の新技術開発　空調の省エネ・静音化を実現

2004.09.27 10:49

　日立製作所（東京都千代田区）は、モータ駆動用のパワー・モジュール「インバータ・システム・パワー・モジュール」を開発した。
　永久磁石同期モータの制御方式として正弦波駆動方式を採用しているため、永久磁石同期モータの間に接続するだけで、省エネ性と静音化に優れたモータ駆動システムを実現することが可能となった。また、インバータ搭載機器から流出する高周波電流を抑制する技術が用いられ、さらには回路部分をコンパクト化するため、電源回路、インバータ主回路、ドライブ回路、マイコンなどを同一基板上に実装しモジュール化されている。
　なお、今回開発された技術は、１２月発売の日立空調システムのパッケージエアコンに採用されるなど、今後も各種製品へ適用していくという。