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富士通 サービスロボットを開発 来年6月に販売予定

2004.09.20 11:23

 富士通研究所(神奈川県川崎市)と富士通フロンテック(東京都稲城市)はオフィスなどで作業支援できるサービスロボットを開発した。
 同ロボットは上下左右に旋回可能な頭部、4自由度(人間の関節の動きに相当)の腕部、左右独立に回転可能な車輪、全体を制御するCPU、DSP(音声や画像などの処理に適したマイクロプロセッサ)と専用ハードウェアで構成される三次元視覚処理システムから構成される。
 これにより、指定した目標の場所まで、地図に従って自律的に移動。障害物を避けながら安全に移動し、物を認識して、掴んだり、手渡ししたりでき、呼びかけに応じて顔を向けて超えの指示に従って作業、また聞き取りやすい声で情報を伝達するなど、さまざまな場所で人と共存してサービスを提供することが可能となっている。
 なお、富士通フロンテックが製品化し平成17年6月より販売する予定。




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