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森ビル 平成18年1月竣工予定の再開発商業施設のテナント募集を受付 契約は定期建物賃貸借
2004.08.30 11:00
森ビル(東京都港区)は平成18年1月竣工予定の同潤会青山アパート跡地再開発「神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業」において、商業施設のテナント募集を開始した。
同物件は地上6階地下6階建、延床面積約3万4000㎡、店舗数約80店の商業施設、38戸の住宅などで構成される複合商業施設。建築家・安藤忠雄氏の設計により、「同潤会青山アパート」の外壁の一部を再生し、街が培ってきた雰囲気と記憶に刻まれた景観を次の世代へと継承して建物となる。
募集要項は、契約が定期建物賃貸借契約となり、物販・サービス店は3年契約、飲食店は5年契約、内装工事費はテナント負担となり、賃料は固定賃料+歩合賃料となり、敷金は固定賃料の12ヶ月相当額、想定営業時間は物販店舗が11〜21時(年中無休)飲食店舗が11〜23時(年中無休)。
テナント選定のポイントは日本独自の「和」の美意識など、伝統的、本格的、上質なモノやコトに、新たな時代への「こだわり」を加えた商品やメニュー、サービスを提供できるオリジナリティの高い店舗。
なお、募集受付期間は平成16年9月30日までとなっている。