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日本ペイント コンクリート片はく落防止の新工法 作業工程・材工費削減
2004.08.30 11:09
日本ペイント(大阪府大阪市)は、新工法「タフガードスマートバルーン工法」を開発し、新商品の販売を開始する。商品名は「タフガードEプライマー」(プライマー工程)、「タフガードEパテN-2」(パテ工程)、「タフガードBD中塗♯050、♯100」(中塗工程)「タフガードUD上塗」(上塗工程)。
タフガードスマートバルーン工法は同社独自の「構造粘性付与技術」、「高分子架橋技術」を活かし、「塗るだけ」で早期劣化や老朽化したコンクリート片のはく落防止性能を発揮するもの。
構造物の形状に左右されず、ローラー、ヘラ、コテ併用で塗装するだけとなり、作業工程を減らすことが可能。
また一般防食塗装と組み合わせることで、必要部に必要な剥落防止性能を効率的に施工できるため、材工費を約40%低く抑えることができるのも大きなメリットとなる。