不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2004.08.02 11:52
★緑化視察の旅
浜松町の所有するビルに壁面緑化を施している開光不動産の松永康雄社長は。緑化の研究に余念がない。他の屋上緑化を実施したオーナーとの情報交換は勿論のこと、現在でも様々な緑化手法を実験している。極めつけとして今年の6月には緑化された建物を見に行くことを目的の一つとして約一カ月の欧州一周旅行に出かけたという。
★入居企業の羅針盤
新宿区四谷のヒロセビル出口には、マットに隠れて見えないが羅針盤の彫刻が施されている。入居企業が事業の方向を見誤らずに業績を拡大していくようにとの考えから、設計時に盛り込んだデザインだという。
★限りなく透明に・・・
ガラス容器の製造・資源リサイクル等を本業とする光陽取締役の村田光弘氏はテナントと時折主席を設け、管理上の不満などを聞いているそうだ。ガラス容器同様、隠し事をせずに透明性を高めて接するのが肝要であるとのこと。
★看板効果絶大
渋谷区神宮前でビルを経営する関口宏彦氏は、自動車部品や馬蹄などを鋳造する鍛冶工である。同氏によると鍛冶は、腕の中を通る力の流れを敏感に感じ取り最適な力で鉄を打たねばならず、その作業を繰り返すことで時流を読む力も養えるとのこと。
★スキーの腕前
渋谷区でビルを経営する久世義昭氏の趣味はスキーである。腕前は一級品と自負しているが、インストラクター等の資格は持っていないという。その理由は資格を発行している全日本スキー連盟の幹部が同氏のスキー仲間で、受験するのが照れくさいからだそうだ。
★お土産の効果
台東区でビルを経営する庄司章夫氏。同氏ら一家は所有ビルの最上階に住んでおり、テナントとのコミュニケーションに積極的。先日も旅行お土産をテナントに配って回ったところ好評だったそうだ。心温まるサービスが大型ビルにはない強みだとか。
★昔の名残
世田谷区にビルを所有する吉田圀吉氏。昭和52年に竣工したビルは、園芸が趣味だった同氏が「プラザ花」と名付けてエントランスにたくさんの花を飾った。しかし現在は園芸の趣味から遠のいており、エントランスの花飾りは撤去。名前だけが残ってしまったという。
★時代の変化
東和ホームの竹野允彦社長は立教大学の卒業生で組織されているセントポール生活・文化研究会の代表幹事を務める。先日、会いに来た今春立教大学を卒業する女性から「今地上げを行っている」という話を聞き、時代が変わったものだと驚きを隠せない。