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東京都 金町六丁目地区市街地再開発を認可 平成20年の完成を予定
2004.08.02 12:00
東京都は、7月29日、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、金町六丁目地区市街地再開発組合(東京都葛飾区)の設立を認可した。
今回の組合設立によって法人格を得て、市街地再開発事業の施行者となり、事業に着手することになる。
同エリアは、東京都葛飾区金町駅の駅前広場に隣接した場所に位置しており、広場に通ずる道路は未整備となっているほか、低層の木造老朽建物が密集しているため、同事業は地域の拠点を形成し、利便性の向上と、防災性の強化に寄与するものとなる。また再開発事業と合わせた都市基盤施設の整備で、交通環境を整えるほか、核となる商業施設を導入し、集客力向上が図られる。
平成17年11月の工事着手が予定され、平成20年10月に完成する予定。約1・2ヘクタールの地域に、住宅、店舗、公共施設、駐車場などが用途となる延床面積約7万8000㎡、地下1階、地上39階、高さ約150mの建物が建設される。なお総事業費は約219億円となっている。