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ダイキン工業 セントラル空調専門の子会社を設立 2007年度には売上げ500億円目指す
2004.06.28 14:44
ダイキン工業(大阪市)は、工場における空調・冷熱エンジニアリング事業を展開するダイキンプラント(100%子会社)の機能強化のため、セントラル空調事業部およびサービス本部から一部の機能を集約し、新たに、ダイキンアプライドシステムズ(東京都港区、資本金:3億円、従業員数:約400名)を6月29日付けで設立する。
同社は、顧客ニーズに対応したカスタマイズされたセントラル空調機器の製造・販売と、それら機器を主体とした空調・冷熱システムの設計・施工・販売及びサービスの提供を行う。
アプライドソリューションプロバイダーを目指すために、必要となる機能(機器の設計・製造、販売、システム設計、施工、サービス)を、ダイキンプラント(登記上の存続会社社名変更)とダイキン工業のセントラル空調事業部・サービス本部から結集することにより、本年度315億円(通年ベースでは350億円)、2007年度には500億円の売り上げを目指す。
なお、アプライドとは「応用された・適用された」という意味で、空調の場合、アプライド機器とはセントラル機器と同義語として扱われるケースがある。