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旭ガラス 太陽光と雨で汚れを落とすセルフクリーニングガラスを発売 年6回清掃が1回に

2004.06.07 16:32

 旭硝子(東京)は、光触媒技術を利用して太陽光と雨水でガラス表面の汚れを落とし、透明な状態を保つセルフクリーニングガラス「ビューテック」を7月1日より受注を開始する。
 この商品は、同社の開発・製造による光触媒コート液を、湿式のコートによりガラスに塗布したもので、光触媒の作用により、ガラス面に付着した汚れを、分解して、雨で流すセルフクリーニング機能を持たせたもの。
 ガラスクリーニングの回数と費用を削減(従来年間に6回清掃を年1回として、1あたり1250円/年程度の費用削減)するなど、ビルの管理コスト圧縮につながる。
 同社ではこの商品の売上げとして2007年度に30億円を見込んでおり、今後も分解性能向上、低価格化を進める。




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