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銀座みゆき通り美化会 第18回フラワーカーペット開催 約6万人が通りを訪れる
2004.05.10 17:23
地元ビルオーナーを中心とした銀座みゆき通り美化会(東京都中央区)が、4月29日みどりの日、東京中央区銀座のみゆき通りにおいて、第18回フラワーカーペットを開催した。
富山県産の枯れる直前のチューリップの花びらが道路一面に敷き詰められ、今年のテーマであるアテネオリンピックにちなんだ、「がんばれ日本」という文字や「水泳」、「鉄棒」、「柔道」など13種類の花のカーペットが並んだ。
約200mにわたり、続いた花びらのパフォーマンスは美化会会員のみならず、その家族、関係者200人により、丸一日かけて制作された。
明治天皇がみゆきしたことが命名の由来になったという、この通りの歴史を後世に伝えるという地権者等の熱意により、支えられているイベントである。
みゆき通り美化会事務局長中島武三郎氏は「今年は昨年の5万人を上回る、約6万人近くの人が訪れ、みゆき通り沿いの老舗店やブランドショップ、飲食店などを賑わせました。また、歩行者天国となった銀座通りなどの集客と合わさり、銀座全体が華やかで、賑わいに満ちた一日になりました」と振り返った。
築地警察署なども協賛したこの一大イベントにより、銀座の街全体を盛り上げていこう、という目的が果たされた。